生きていくだけのためにこんなに犯した罪を誰も背負いきれないとは何の罪のことなのか

ラブウェイ!!!

 

って大声で叫びたくなるけど、これって君死ねのラヴィ!にノリ似てない?似てない?ああそう。

 さて、皆さんご存じ尾崎豊の大名曲ラブウェイ。ほんとは英語で書くんだけどなにせ学がないからカタカナでえせ英語しちゃうの、ごめんね。

 これは彼の愛息子に当てたと言われる誕生”birth”に一番最初に収録されている曲です。畳みかけるような早口のサビ、共同条理の原理の嘘だのなんのこっちゃ?といったただただとにかくすごいことを伝えてんだぜ!!と高らかに歌っていてこりゃあ胎児に良い教育になること間違いなしのこの曲。

 彼は一体この曲で何を伝えたかったのでしょうか?

 さぁ?そんなことを令和に生きる我々が理解できるわけありません。YouTubeの再生数が伸びない、ティクトクでおもんねぇ連中がバズってる、流行りのアニメに乗っかった漫画ばかり伸びる。現代の我々のクソしょうもない承認欲求とは比べ物にならないくらい彼は天才ゆえに称えられ10代が終わってしまうことに恐怖していました。今の時代に彼みたいなカリスマが現れ、「俺は令和の尾崎豊だ」と言うアホが現れたならそいつにどういうことか聞こうと思います。ちなみに尾崎のことを知ったような文章を書く人間が多いですが、何一つ理解できてません、彼を唯一理解しようとした人間は須藤晃さんただ一人です。それ以外に存在しないから騙されないように。

 しかし、一部分くらいならきっと矮小で薬もやってない我々でも理解できるんじゃないでしょうか。

 それがタイトルでもある通りこのあまりにかっこよすぎる歌詞です。生きていくだけのためにこんなに犯した罪を誰も背負いきれない、これ歌詞ちゃうやんけ。もうなんかの偉人の横にある名言くらいのもんやん。

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生きていくだけのためにこんなに犯した罪を誰も背負いきれない トミー柳澤

みたいな。

 フリー画像の横に架空の人物の名前張るだけでそれっぽくなったわ

 

 この罪、元を辿ればアダムがリンゴを食ってしまったとかなんとか(厳密にはりんごじゃないとかイチジクでもないとか、そこずっとあやふやなんかい)言うじゃないですか。

 

 つまり、原罪と言われる嘘、です。

 

人は生まれながら嘘という罪を背負い生きているんです。そう、尾崎が言いたかった罪とは嘘のこと、そう私は解釈いたしました。だからこそ犯し続け、しかも実態がないから誰も背負いきれない。それは自分を騙し続けた尾崎が一番わかっていることなんです。

 

 おわり、です。

 

 いまさっき思いついて書いていて嘘だとピンときてしまいボケる間もなかったので最後に尾崎が執筆した幻の少年の引用で締めようと思います。最初に言った通り彼を理解できている人間はこの世にはいないので私の解釈もでたらめです、あなただけの背負いきれない罪をお考え下さい。

 

俺は悪魔たちを嫌という程見てきたが、神を見た事は一度もない。

 

おいそこ歩く少年おまえは裏切られるぞ。女なんか信じるなよ。分かってんのか。ならいいんだけどよ。露出、気××のクソ女臭いから歩くな。信号で止まった車の中から睨んでいるのは気のせいなんかじゃない。僕には確かに聞こえる。クスリヤッテンジャナイノカ。

幻の少年 尾崎豊